blog
- 2020.01.30吠え癖の無くし方
- 2020.01.29愛犬が吠える3つの理由
犬のしつけで1番難しいのが吠え癖
犬は飼い主に対して自分の欲求や不満、伝えたいことを吠えて知らせます。しかし、一日中吠える、インターホンや来客がくると吠える、騒音で近所とのトラブルの元になる等、犬の吠え癖に悩む飼い主はとても多いと言われています。
さらに吠え癖はしつけの中でも難しく、飼い主に根気が必要になります。諦めずにしっかりしつければ愛犬の吠え癖は改善ことが出来ます。犬は成犬になっていてもしつけ直すことができるので、愛犬を信じてしっかりとしつけをしましょう。
吠え癖を無くすためのコツとは
犬に自分が叱られていることを理解させることが重要です。いくら犬を叱っても、怒鳴っても吠えることをやめないのは、犬に理解ができていない証拠です。
犬は飼い主が怒っていることは理解できても、何に対して怒っているのかは理解できません。
「お手」「座れ」「ハウス」「おいで」などの言葉は日頃から飼い主に聞かされ、この言葉で自分がどのような行動をとれば良いのか理解をしています。しかし、意味のわからない言葉で怒鳴られ、叱られても犬は益々興奮するだけです。
愛犬が理解できる言葉で叱ることが大切です。
要求吠え
犬が自分の要求やわがままを飼い主に伝えるために吠えている場合はどのように叱れば良いのでしょうか。この場合、愛犬は吠えることで飼い主が自分の想い通りの行動を起こしたという成功体験から吠えています。
この要求吠えは、無視をすることが1番効果的です。家族で愛犬の名前は呼ばず、触らない、見ないようにして無視を続けましょう。可哀想な気持ちになってしまいますが、犬は無視をされることで、吠えても自分の想い通りにはならないことを理解できます。
散歩の催促で吠える愛犬の場合はわざと生活リズムを崩し、愛犬を人間の生活に合わせることも効果があります。犬は自分の行きたい時に散歩にいけないことを理解して、散歩の催促が減っていきます。
要求吠えは比較的しつけがしやすいと言われています。飼い主が愛犬の求めるリアクションを一切やめることが重要です。
恐怖心や威嚇
外の騒音や玄関のチャイム、来客が来ると興奮して犬が吠える場合は恐怖心や威嚇で吠えている可能性が高いでしょう。この場合、犬は吠えて飼い主に叱られることで益々パニック状態になり、吠えてしまいます。
犬が吠え出したら「ハウス」などの愛犬が理解できる言葉をかけてあげましょう。犬は飼い主からの号令を聞けば、自分が取るべき行動がわかるので、吠えながらも自分のケージに戻ることができます。ケージに戻れば精神的に落ち着くことができるので、吠えグセも改善されていきます。
最初のうちには興奮して、なかなかケージに戻らないことも多いでしょう。その時は「ハウス」と言いながら、愛犬を抱き上げてケージに入れてあげます。
吠え癖改善に必須なケージ
犬の吠え癖を改善させるためにはケージが必要です。愛犬にあったサイズのケージを用意することが大切で、大きすぎるケージは逆効果になる可能性があるので注意しましょう。
ケージを選ぶ際におすすめの目安が、愛犬が立ち上がった時に頭上に5センチ程度の隙間ができること、愛犬が無理をしないでも方向転換ができること、愛犬が足を伸ばして寝そべっても、水入れを入れるスペースがあることの3つです。
ケージ内にトイレを入れるのは1歳未満の子犬だけで、成犬のケージにトイレは必要ありません。また大き過ぎるケージは、犬の興奮が治まらずケージに入っても動き回ることがあります。
吠え癖改善には根気が必要
愛犬のサイズにあったケージを用意して、根気よく続けることで徐々に吠え癖は改善されていくでしょう。吠えるからと怒鳴っても、愛犬にはなぜ飼い主が怒っているのか理解できず、余計に興奮させるだけということを飼い主も心得ることが大切です。
アンディカフェの紹介動画はこちら👇
「愛犬のしつけ」や「ドッグトレーニング」をお考えの方は↓
オンラインドッグトッレーニングなら👇

犬はなぜ吠えるのか?
言葉の話せない犬にとって、吠えるという行為は相手に自分の気持ちを伝えるための行動の1つです。犬が吠える原因がわかれば、犬が飼い主に何を伝えたいのか、犬の気持ちが理解できるようになります。
飼い主が愛犬の悩みでよく言われる「無駄吠え」ですが、犬にとっては無駄に吠えているつもりはありません。犬にとって吠えることはコミュニケーションでもあります。
愛犬が吠える3つの理由を紹介します。
恐怖心や警戒心
犬はとても警戒心が強く、縄張り意識が高い動物です。自分に近づいてくるものや、初めて見たものに対して、恐怖心や警戒心が働き吠えてしまいます。また犬は、自分の縄張りに入ってきたものに対し、本能で吠える動物です。
恐怖心や警戒心で吠える愛犬の場合、子犬時代の社会化不足の可能性があります。いきなり人や犬の多いような場所へ連れて行くことは避けて、他者が飼っている犬や周りの人にゆっくりと時間をかけて慣らせることが必要です。
他にも本能的に吠えさせない対策として、散歩中にマーキングをさせすぎない、自宅ではリビングだけなど行動範囲を制限させ、自分の縄張りがその場所だけだと理解させるなどのトレーニングも効果があります。
自分の要求を伝えたい
犬は自分の希望を飼い主に伝えるために吠えることがあります。以前に吠えたら飼い主に希望を叶えてもらったという成功体験を覚えており、吠えている場合もあるでしょう。
この場合、原因は犬の思い通りの行動をしてしまっている飼い主にあります。飼い主の気を引くために犬が吠えていたら、可哀想な気持ちになりますが心を鬼にして、完全に無視をしましょう。犬にこれ以上の成功体験を積ませないことが1番の解決法になります。
犬は自分の要求が満たされないことで吠えが酷くなることがありますが、根気よく続けることが大切です。吠えても自分の要求が通らないことを学習すれば、おねだりで吠えることはなくなるでしょう。
ストレスが溜まっている
犬は運動不足や飼い主に構ってもらえないことに大きなストレスを感じる動物です。散歩でストレスを発散させてあげたり、おもちゃで遊んであげてコミュニケーションをはかることで、犬のストレスを軽減させることが出来ます。
犬の散歩は犬種によって違いますが、散歩が終わった時にハアハアと舌を出していれば、理想的な運動量と言えるでしょう。回数は1日2回の散歩が犬に満足を感じさせると言われています。散歩は犬にとって、最高のストレス解消方法です。
犬は室内にいると、ストレスを感じて退屈をしのぐために吠えることもあります。散歩によって、様々な匂いを嗅ぎ、周りの風景を楽しみ、他の犬とのコミュニケーションとって、多くの刺激を受けてリフレッシュすることが出来ます。
安心と満足が犬を吠えにくくさせる
犬は恐怖心や警戒心、欲求が満たされていないこと、おねだり、ストレスなどの原因で吠えていることが多いことがわかりました。反対に安心感や満足感を感じると、ストレスが減り犬は吠えることが少なくなります。
散歩へ行きストレスを発散させてあげる、愛犬とたくさんコミュニケーションをとる、これだけでも犬は飼い主に対して、安心や満足を感じることが出来ます。また飼い主との信頼関係も良くなるので、愛犬を吠えにくくさせる対策は飼い主にとっても愛犬にとっても良いことづくしです。
簡単に愛犬を安心させる方法として、ハウスを用意することも有効です。愛犬が安心して過ごすことができる場所を作ると、吠えにくくなると言われています。
犬はただやみくもに吠えている訳ではないことを理解して、原因を探りストレスを解消させてあげましょう。
アンディカフェの紹介動画はこちら👇