2020/11/13良いペットホテルの選び方・おすすめの選び方
旅行へ行くんだけど、うちの子を預かってくれるところないかしら?
入院しなくちゃいけなくて、うちの子のお世話ができそうにもない・・・。
年末年始や長期連休はもちろんですが、突然の「どうしよう」を解決してくれるのが、ペットホテルです。
大切な家族を安心して預けることができる、安全な良いペットホテルの選び方についてお話しをしてきます。
こんなペットホテルがおすすめ
たとえほんの数日だとしても、動物にとっては飼い主と離れた生活はとても不安で長く感じるものです。
預ける子の性格や動物としての性質そのものを考慮したペットホテルであれば、飼い主としても安心できますよね。
そこで、おすすめできるペットホテルのチェックポイントをあげていきますので、覚えておくといいでしょう。
①預けるお部屋のタイプをチェックしよう
多くのペットホテルは、ケージであることが多く、その場合お値段もリーズナブルな場合が多いでしょう。
ただ、感染症についてちょっと心配だなという飼い主さんは、ケージではなく個室タイプのペットホテルをおすすめします。
ケージでも空調管理や健康チェックがしっかりとされているペットホテルであれば、それほど心配をする必要もないと思いますので、ホテル側に直接聞いてみるかHPをチェックすることは大切ですね。
また、ホテル犬舎の数に見合う頭数に制限、コントロールして運営しているかを確認される事をお勧めします。
入りきれない犬を預かってフリースペースに放置する劣悪業者もいますので、ご注意ください。
可能であれば事前に見学して確認しておくのも良いかと思います。
②フードを持ち込みできるかチェックしよう
普段とは違う環境だとストレスによって食事が進まない子も少なくありません。
人間でも、環境が変わると眠れなくなる人もいますよね。
こういった状況に対応するには、いつも食べなれたフードを持ちこみして安心してもらうことも大切です。
③ドッグランで遊びやお散歩してくれるかチェックしよう
ずっとケージや個室の中だと、ペットもストレスがたまって健康を害することもあります。
そのようなことを避けるために、エネルギーを発散させる対策を取っているかチェックが必要です。
預かった子の逃走や事故を防ぐために、室内にドッグランを完備しているペットホテルかどうかチェックしましょう。
もし、よさそうなペットホテルでも室内ドッグランがないからと言って、諦めることはありませんよ
そのような場合には、お散歩時間にどのような対策をとっているのかチェックしましょう。
リードを二重にしているか、複数人でお散歩しているのかなど、SNSの口コミなども活用して確認するといいでしょう。
④送迎があるのかチェックしよう
自分が運転できない、車の都合がつかないなどでお迎えに行けないこともあるかと思います。
そういった場合に対応できるのが、送迎サービスですね。
自分の環境に照らし合わせてチェックするといいでしょう。
⑤ドッグトレーナーの体調管理や病院提携チェックしよう
預けている時は、飼い主の目が届きませんね。
体調の変化がいつ何時起こるかわかりませんので、預ける子の健康チェックや管理をしてくれるドッグトレーナーやドッグコンシェルジュがいるのか確認しましょう。
また、病院との提携があればさらに安心といえるでしょう。
こんなペットホテルは避けるべし!
大切な家族を安心して預けることのできるポイントとは逆に、こんなホテルだったらやめておくべき!というチェック項目もあったほうが多角的視野を持てるはずです。
次はそんなチェック項目をあげていきましょう。
①動物取扱業の登録がされていない
保管を目的に顧客の動物を預かる業者であるペットホテルは、行政の認可を受けていなければなりません。
それは、「都道府県知事または政令市の長の登録を受け、動物の管理の方法や飼養施設の規模や構造などの基準を守ること」が義務付けられているからです。
店舗やHPにそれが提示されているかチェックしましょう。
②ワクチン証明書の提示を求めない
ペットホテルは多種多様な環境で飼育された様々なワンちゃんが集まります。
すべての犬が健康に滞在できることを飼い主に確認するために、管理がしっかりしたペットホテルは、動物病院発行のワクチン接種証明書や狂犬病予防接種の提示を飼い主に求めます。
特に死に直結すると言われるコアワクチンを含んだ5種以上を求めるところが一般的で、最近怖いと言われるレプトスピラなどの感染症の予防を考えると7種以上が安心と言えます。
また、ワクチン接種も狂犬病予防接種の両方とも一年以内打っている証明書を求めるのが一般的でしょう。
最近接種することによって起こるアレルギー反応を問題視して、接種するのを3年に1回で良いとする獣医師も増えて、賛否のあるところですが、折衷案として抗体が残っているか否かを示す抗体価検査結果を提出してもらって利用可とする施設も出てきています。
おわりに
安心できるチェック項目と、やめるべきチェック項目をあわせてお話ししました。
なるほど、そういうポイントも大切なのね!と初めて知ったこともあったのではないでしょうか。
愛しくて大切なうちの子を、不安なく快適に過ごさせてあげたいのであれば、預ける側の飼い主がすべきことはそれなりにあります。
後になって後悔しないためにも、日程に余裕をもってチェックをして準備をしておきましょう。
また、コロナ禍で海外旅行など長期のお出かけすることが減ったために飼主さんも在宅することが増えて、ワンちゃんをホテルに預けることもめっきり減ってしまいました。
その為にワンちゃんもお家にいる時間が長くなり、発散が出来ずにストレスを抱えるようになってしまったワンちゃんも多いようです。
そこでオススメなのが飼主さんの都合でホテル預けるのではなく、ワンちゃんのストレス発散、お友だちづくりのため、社会化のためなど、ワンちゃんの活動のためのホテルの活用方法があるのです。