2020/04/07しつけの時期
元気いっぱいで好奇心旺盛な子犬は、いたずらも大好きです。今は可愛い子犬ですが、しつけを行わずに成犬になってしまったらどうなってしまうのでしょうか。飼い主との主従関係が築けず、問題行動を起こすようになります。愛犬と良い関係を続けるためにも子犬のうちからしっかりとしつけを行うことが重要です。
しつけはいつから?
子犬がやってくるのは生後2~3ヶ月が多いと言われています。まだ小さいから、しつけなんて意味がないと思う方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。子犬のしつけは家に来たその日から始めましょう。
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先ずはトイレトレーニングから始めよう
初日から始められるしつけがトイレです。子犬は排泄の回数が多く、トイレの場所を覚えてもらえばあちこちで排泄することがなくなり、飼い主の負担も軽くなります。
排泄は外でするようにしつけたいと言う場合でも、室内のトイレシーツで排泄ができるようにさせると、天候不良や愛犬の体調が悪い日でも外に出なくて済むので、トイレシートで排泄ができるとメリットが多くあります。
トイレトレーニングは「ここで排泄をすると褒めてもらえる」ということを覚えさせることが大切です。犬は自分の生活スペースにトイレがあると嫌がるので、出来るだけベットや餌入れから離してあげると良いでしょう。
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呼び戻しのしつけを教える
トイレを覚えたら、次に「待て」や「来い」などの呼び戻しを教えます。呼び戻しは室内で練習をしましょう。名前を覚えさせるためにも、家族で名前の呼び方を統一させておきます。
愛犬を呼んで、飼い主の元に来たら褒めてあげます。呼び戻しは、飼い主との信頼関係を築く大切なしつけの1つです。呼び戻しは愛犬の命を守るためにも必要なしつけなので、トイレを覚えたらすぐに教えてあげましょう。お散歩デビューの前に覚えさせると安心です。
ハウスを教える
ハウスを教えると無駄吠えを改善させるためのしつけにも使えますし、何よりハウスを安全な場所だと子犬が理解をするので、精神を安定させることができます。室内で放し飼いをする場合でも、ハウスの号令を覚えさせておくと多くのメリットがあります。
しつけの時期が遅くなってしまったら
犬のしつけは早ければ早いほど良いと言われています。しかし、成犬だからしつけができないと言うことはありません。成犬になったらしつけが遅いことはありませんが、犬は子犬時代にルールや判断基準を学習していきます。子犬時代の学習を元に行なっている行動を、成犬になってから直さなければならないので、子犬にしつけるよりも成犬にしつけを行う方が難しくはなってしまいます。
子犬の社会化期は生後3ヶ月です。この時期に子犬は人間社会についてや、人、他の犬とのコミュニケーションを学習していき、この社会化期の過ごし方で犬の性格が決まります。
社会化が終わると犬は恐怖心が出るようになり、問題行動を起こしやすくなります。この時期の問題行動を放っておいても、落ち着くことはありません。しっかりとしつけを行わないと、問題行動はエスカレートをしてしまいます。
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犬のしつけは早いほど効果的
子犬がやってきたら、その日からしつけを始めましょう。最初から色々なことを教える必要はありません。まずはトイレトレーニングだけでも十分です。その日から教えてあげましょう。トイレシートの上で排泄ができたら褒めて頭を撫でてあげます。失敗しても、決して怒らずに優しく見守ってあげましょう。
トイレを覚えたらお散歩デビュー前に呼び戻しを教え、ハウスやお座り、待てなどの号令を覚えていきましょう。子犬のしつけは根気が必要ですが、最近はしつけに役立つグッズも多く販売されているので活用してみてはいかがでしょうか。
しつけが上手くても飼い主が焦ることなく、子犬のペースでしつけを行いましょう。しつけも大事ですが、愛犬と飼い主との信頼関係を築くことも重要です。
しつけの習得には個体差があります。
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