2019/12/09しつけって、なぜ必要?
しつけとはペットが人間の社会の中で、飼い主と共に幸せに暮らすためのマナーを学ぶことです。
また、ペットだけでなく飼い主もペットと一緒にマナーを学ぶ必要があります。飼い主にマナーを守る気持ちがなければペットはいわゆる問題犬と呼ばれ、人間社会で暮らすことが困難になってしまう可能性もあります。また、大事なペットの命を守るためにもしつけは必要不可欠です。
愛犬のためのしつけとは?
犬の噛む力は強く、小型犬でも100キロもあり子供の指を噛みちぎることができてしまいます。
もし、自分のペットが他人や犬に噛み付いてしまったらどうなるのでしょうか。
怪我で済むと多額の損害賠償が必要になり、死亡した場合、ペットは殺処分されることがほとんどだと言われています。
しつけをされていないペットは問題行動を起こします。
無駄吠えや噛みつき、物を壊す、トイレを覚えずどこでも排泄をしてしまう、散歩でリードを引っ張るなど、多くの問題行動が出てきます。
また、しつけをされずに問題行動を起こすペットを飼い主が自ら保健所へ持ち込むケースも後を絶ちません。保健所に持ち込まれるペットの11パーセントが飼い主によるものです。
飼い主のためのしつけとは?
しつけをしないペットは他者に吠える、家の中を荒らされ大切なものを壊されるなどの問題行動を起こします。人間が決めたルールに犬を従わせることで、犬は安心して人間社会で暮らすことができます。そして、ペットのためにもモラルや道徳観を持つ飼い主でなければなりません。
しつけをしっかり行ったペットは自信を持って散歩にも出かけられますし、ペットを信頼して旅行や買い物にも一緒に行くことができるようになります。
ペットにしつけを行うことは、ペットだけでなく、自分にとっても快適な生活を送る上でとても大切なことなのです。
他者のためのしつけとは?
犬が苦手な人にとっては、自分の可愛いペットでさえも恐怖の対象になっています。
ペットにしつけを行わないと、吠える、飛びかかるなどの他者とのトラブルの原因になってしまう可能性があります。ペットとの散歩では必ずリードを付けて、飼い主がペットをコントールできるようにしましょう。
散歩中に他者に対して吠えない、跳びかからないようにしっかりしつけておくことが大切です。人間だけでなく、散歩中の犬に吠えることもしつけを行うことで、やめさせることができます。家族に対してだけ言うことを聞いても、他者や他の犬とコミュニケーションが取れない場合は、飼い主のしつけ不足です。
しっかりとしつけをされたペットは、飼い主のいうことを聞きます。ペットは家族だけでなく、他者とも生活をしなければなりません。ペットのしつけは飼い主とペットだけでなく、他者とのトラブルを回避させるためにも必要だということを理解しましょう。
しつけがペットを幸せにする
ペットは人間社会の中で、人間の決めたルールに従い生きていかねばなりません。
そのルールを教えてあげることができるのが飼い主です。ペットのしつけは飼い主に社会的責任があると言っても良いでしょう。
飼い主も他者に気を配り、自分のペットが迷惑をかけないようにルールやマナーを学ぶ必要があります。ペットが悪い犬や問題犬と言われるのは飼い主の責任です。
ペットのしつけは根気が必要で、大変だと感じることもあります。しつけができているのか不安を感じる場合にはドッグトレーナーやしつけ教室に相談することもおすすめです。困ったらプロの力を借りることも考えておきましょう。
ペットに対して適切なしつけを行うことで、ペットも飼い主も周りの人たちも幸せになれます。人間社会でペットが楽しく暮らせるように、適切なしつけを行いましょう。
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