2020/05/08初めてのドッグカフェで気をつけたい事
犬連れOKなカフェで休日はのんびり過ごしてみたい!犬連れ旅行ではレストランやカフェも犬連れOKな施設を利用したい!今、全国に犬連れOKな施設は続々とオープンしています。もちろん犬連れOKな施設やドッグカフェには、飼い主としてのマナーも求められます。今回は初めてでも知っておきたいドッグカフェのマナーについてです。
■ドッグカフェでは愛犬は飼い主の足元が基本マナー
SNSには、愛犬と楽しく過ごすカフェの様子がたくさんアップされています。実はこの投稿をもとのマナー違反をしてしまう方も多いので、あらかじめドッグカフェでのマナーを知っておきましょう。
ドッグカフェでは
〇必ずリードを着用します
〇愛犬は飼い主の足元で過ごします
〇椅子に愛犬を乗せる場合には、持参したカフェマットなどを敷いた上に乗せましょう。
〇テーブルに愛犬を乗せてはいけません
〇愛犬には犬用メニューを与え、飼い主の料理のとりわけは控えましょう
〇他犬にむやみに近づけてはいけません
〇他人のテーブルや足元にむやみに近づけてはいけません
ドッグカフェに足を運ぶ者同士、もちろん他の利用者も犬好きであることに違いはありません。
でも、犬への衛生観念はそれぞれに違います。
テーブルや椅子に愛犬を乗せる、近づける、料理を取り分ける行為を、不快に思う方もいるということは、しっかりと意識しておかなければなりません。
店舗によっては、明確なルールとしてメニュー表や張り紙等で告知している場合もあります。
たとえ明確な告知がない場合でも、この点は周囲への配慮が必要です。告知がないからOKという意味ではありません。
ドッグカフェでは愛犬は、飼い主の足元で過ごしてもらいましょう。
愛犬サイズのマットなどを持参すると、愛犬も自身の居るべき場所を明確に理解できるので、落ち着いて過ごすことができるでしょう。
またリードは伸縮式でないものを使用しましょう。伸縮式リードは、飼い主の気が付かぬ間に愛犬が他犬や他テーブルへ近づいてしまうことがあります。
中には他犬が苦手な犬がいたり、愛犬が他人の食べ物を催促してしまうこともあります。
お互いが快適に過ごせるように、愛犬の行動範囲は十分に目を配ることがドッグカフェでは大切です。
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■他犬との挨拶は相手の了解を得てから
ドッグカフェを利用する魅力の1つに、他犬や犬好きな飼い主同士の楽しい会話を楽しめるという点があります。
ただ中には他犬や飼い主以外の人間が苦手、食べ物を前にすると警戒心をむき出しにしてしまう犬もいます。
他犬や他人のテーブルに愛犬を近づけるときは、事前に相手に了承を得たうえで、様子をみつつ距離を縮めてゆきましょう。
不穏な空気を感じたときは、無理をさせずにすぐに犬同士の距離を遠ざけます。
またメス犬の中には、飼い主の気が付かぬ間に発情期を迎えている犬もいます。愛犬の様子がおかしいと感じたときは、いったん店外へ連れ出すなどの方法で気分を変えてあげることも効果的です。
■飼い主の料理のお裾分けは控えましょう
ドッグカフェには犬用メニューが用意されている店舗とそうでない店舗とがあります。
いずれの場合でも、飼い主用メニューの愛犬へのお裾分けは控えましょう。
この行為をすることで、愛犬はテーブルの上にある料理を食べてもOKだと勘違いしてしまいます。
中には吠えたり、立ち上がったり、飛びついたりと激しく催促をしてしまう犬もいます。
カフェの雰囲気を壊してしまうきっかけにもなるので、料理のお裾分けは控えましょう。
愛犬が退屈そう、我慢させるのはかわいそうと感じる場合は、コングなど中にお菓子やペーストを詰めることのできる知育系玩具を持参するとよいでしょう。
飼い主の食事中は知育玩具を愛犬に与えておきます。
また、愛犬に持参したおやつを与える場合は、周囲にいる犬を刺激しないよう注意が必要です。
安易におやつを見せることで、他犬と喧嘩になってしまうこともあります。
持参したおやつがたとえ無添加で良質なおやつであっても、安易に他犬にお裾分けをしてはいけません。他犬のアレルギーなど思わぬ事故につながることもあるからです。
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■もしもトイレをしてしまったら
ドッグカフェ利用時には、入店前にトイレを済ませておくことも、快適に過ごすうえで大切なマナーです。
ただたくさんの犬の臭いが残る店内では、ついマーキングをしてしまうこともあります。
初めての入店や日頃からマーキング癖がある場合は、マナーベルトを着用させておくと安心です。
マナーベルトの着用姿が気になる場合は、Tシャツなどと合わせてコーディネートすると、お洒落な着こなしに変えることができます。
もし店内でトイレをしてしまった時は、必ずスタッフに声をかけましょう。
たいていのドッグカフェでは、このような場面を想定し、消臭剤やトイレシーツなど清掃用品が完備されています。
■短時間の練習を重ねて、楽しいカフェタイムの実現を
初めてのドッグカフェは、何かと緊張してしまうこともあるでしょう。まずはテラス席の利用や短時間の利用を繰り返し、愛犬にドッグカフェでの過ごし方を身に着けてもらいましょう。
気が付けば、愛犬もスマートにドッグカフェを利用できるようになるはずです。
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