コラム

2020年12月28日

ワンちゃんの「ハウス」はどうしたらいいの?【置く場所編】

犬との暮らし

今回は、「ワンちゃんの「ハウス」はどうしたらいいの?」シリーズ最後のお話です!

 

ハウスの【タイプ】や【大きさ】が決まったので買いに行こうとされた方!ちょっとまってください!!

「ハウス」を買う上で一番大切なのはどこにハウスを置くかです!置く場所によっては、検討していた【タイプ】や【大きさ】が合わない場合もあります。

ワンちゃんにとって快適なハウスにする為に最後は、【置く場所】についてお話します!

 

 

抑えるべきポイント

ハウスを置く場所について抑えるべきポイントは4つです!

 

〇安心して過ごせる

〇直射日光が当たらない

〇窓から離れている

〇風通しが良く、湿度を保てる

 

 

安心して過ごせる

こちらが1番大切なポイントですね。

ハウスはワンちゃんにとって寝床であり、安全地帯です。タイプ編でお話したとおり、安心できる場所=ハウスとなります。玄関や廊下など家族やお客様が頻繁に行きかう場所や、キッチンなど危険がいっぱいの場所はワンちゃんが安心できる場所とはいえないですよね。かといって、家族もあまり訪れない静かなお部屋にハウスを置けばいいのかというとそうでもありません。

 

ワンちゃんは群れを作って生活する動物の為、リビングなど家族が見える場所が落ち着くことが多く、また家族もワンちゃんの様子を伺うことができるのでオススメです。もちろん静かなお部屋で過ごしたい性格のワンちゃんもいます。ワンちゃんの性格も考慮して、よく観察し、安心できていないようであれば置く場所を変更してみてください!

 

 

直射日光が当たらない

ワンちゃんも人と同じで直射日光が当たり続けると体温が上がります。そんな場所にずっといようとは思いませんよね。最悪熱中症になる可能性もあるので、直射日光が当たらない場所に「ハウス」を置いてあげてください。

どうしても直射日光が当たる場所になってしまう場合、日よけとなるものを設置したり、誤飲や粗相の心配がないようであればお留守番中もワンちゃんの意思で自由にハウスと別の場所を移動できるようにしてあげるのがいいかと思います。

 

 

窓から離れている

ワンちゃんは人よりも音に敏感です。車どおり、人通りが多いなど外から聞こえる音が多いと安心しにくいですよね。

また窓のそばに置くことで、警戒吠えなどの問題行動に繋がる可能性や災害時などもしもの時に、窓ガラスが割れワンちゃんが大怪我をしてしまうリスクを避ける点でも窓からは離れた場所に置くことをオススメします。

 

 

風通しが良く、湿度を保てる

犬種にもよりますが、ワンちゃんが快適に感じる湿度は40~60%といわれています。湿度が高すぎるとカビなどの雑菌が繁殖しやすい環境となり、耳や皮膚などの炎症が起こりやすくなります。逆に低すぎると体調不良を引き起こす可能性があります。

 

ワンちゃんの健康の為に、少しでも風通しの良い場所に設置し、部屋には一緒に湿度計も用意して、ちょうどいい湿度が保たれるようにしてあげてください。

また、梅雨の時期などはこまめな換気や除湿器を利用して湿度が高くならないように調整してあげてください。

 

 

まとめ

ワンちゃんのハウスについて【タイプ】【大きさ】【置く場所】の3つにわけてお話をさせていただきました。

全てのことで共通することは、それぞれのワンちゃんに合わせた「ハウス」にするということです。犬種の考慮はもちろん大切ですが、同じ犬種でも性格に違いがあるのは当たり前です。前の子はこれで大丈夫だったからこの子もこれで大丈夫だろうという判断はせず、よく観察してその子に合った「ハウス」をつくってあげてください!